アレクサンドラはロヴィナ国の王女。
亡き父の遺言により定められたザングラール国のスルタンとの結婚式を5日後に控え、アレクサンドラは身の危険を感じていた。
いずれロヴィナの君主となる彼女の命を狙う者がいるのだ!
そこへ、ザングラールまで王女に随行する護衛が到着した。
砂漠の民を思わせるブロンズ色の肌、護衛らしからぬ尊大な態度。
アレクサンドラの心はざわめいた。
彼は危険だわ…。
やがて、王女の予感は的中することになる――彼の正体を知ったときに。
【流砂の恋 後編】
【ページ数 199ページ】*最新情報をtwitterで配信中。http://twitter.com/harlequin_comic